三密回避・Stay Homeなので、オンライン飲み会に参加してみました。

三密回避・Stay Home

新型コロナ禍の影響で4月7日に緊急事態宣言が発令され、それ以前からイベント関係は自粛ムードで、お酒関係のイベントは軒並み中止か延期になっていました。

メディア関係ではなにやら取り沙汰されている「オンライン飲み会」とやら、パソコンの画面相手にお酒を飲んで旨いのかな?楽しいのかな? そもそも、会社員時代もテレビ会議は嫌い派で、やっぱり打ち合わせは面直やろ!と思っていただけに、オンライン飲み会には懐疑的なワタシ。ですが、今はこういう仕事に携わっている以上は、一度経験してみるのもいいだろうと、ちょうど、日本酒文化祭でおなじみの日本酒学園がオンライン飲み会を企画していたので参加することにしました。

日本酒学園が企画するだけあって、単にオンラインで酒を飲もうと云うのではなく、蔵元さんからお酒が送られてくるだけではなく、蔵元さんと杜氏さんも加わって色々お話しを聞けたり、バーチャル蔵見学が有ったりと企画も盛りだくさんです。

今回の参加蔵元さんは、愛知県名古屋市の「金虎酒造」さんです。

金虎酒造、オンライン飲み会セット

申し込みをしてから暫くして、飲み会用セットが届きました。

 

日本酒学園オンライン飲み会セット「金虎酒造」

セットの中には、今回のイベントに合わせ、蔵元さんがセレクトしたお酒5種類と、アテのテーマになっている「つけてみそ かけてみそ」と酒粕 と今回のレジュメ?が入っています。

日本酒学園オンライン飲み会金虎酒造

金虎酒造オンライン飲み会セット

写真は左から、特別純米 虎変,純米吟醸 虎変,大吟醸 名古屋城 本丸御殿,KCT2020,KOTORA-citric,手前左、特純酒粕、右、つけてみそ かけてみそ

オンライン飲み会

今回の参加メンバーは、主催者の木村さんと、金虎酒造の蔵元さん、杜氏さん、ワタシ含め9名でした。

本す学園オンライン飲み会画面

本画像は,日本酒学園FB から引用させていただきました。

 

飲み会スタートは、主催者の木村さんからの挨拶と金虎酒造さんの挨拶の後、大吟醸 名古屋城 本丸御殿で乾杯! 木村さんの司会のもと、金虎酒造さんからお酒の説明や蔵の紹介を聞きます。今回の飲み会はzoomを利用していますが、質問などはチャットを利用してする事ができます。便利!

金虎酒造は1845年の創業で、現在名古屋市内に現存する蔵元5軒のうちの1軒。
酒銘の「金虎」はトラディショナルなもので、「虎変」は新しい商品ラインで、お米と味にこだわったハイブランド商品ラインとのこと。ラベルの文字は書道家の金澤翔子さんに書いてもらったものだそうです。

名古屋城 本丸後御殿は、4年連続で新酒鑑評会金賞受賞酒で、名古屋の歴史・風土を醸す…名古屋を醸す、という思いで造っているお酒。

KTCは、コトラ・チャレンジ・タンクの略。新しい技術をトライする目的で、毎年テーマを決めて色々試行錯誤をするお酒。今年は「つけてみそ かけてみそ」に合うお酒がテーマ。

KOTORA-citricは、白麹を使用し、クエン酸のさっぱりした酸味が特徴のお酒。実は昨年のKTCでトライしたタンクの一つで、評判が良かった為商品化したそうです。ラベルの虎の図案にに「キントラ」の文字が隠してあるそうです。見つかりましたか?

バーチャル蔵見学

今回のイベントの「特典」バーチャル蔵見学。これは蔵元さんが、オンラインで蔵の中を案内してくださると云うものです。イベントの前日に皆造(今年の酒造り:搾りまで を終了)していたので、造りの様子は見る事ができませんでしたが、中々見ることの出来ない蔵を案内していただいて大満足でした。次は、酒造シーズン中に造りの様子をバーチャルで見学できたらいいですね!)

参加の皆さん

参加された皆さんは、美味しそうなおつまみや色々な酒器を準備されて参加されていました。今回は、「つけてみ かけてみそ」や「酒粕」を使ったおつまみのテーマもあったので、工夫を凝らして準備されている方もいらっしゃいました! ワタシはというと、、、ものぐさと、名古屋近郊に3年半も居たくせに「つけてみ かけてみそ」を使った事の無い想像力のなさで、そのまま一袋準備して参加した次第 (泣) 。それでも、もともと一時間半の予定が大幅に延長された飲み会をとても楽しむ事ができました。

すなわち結論。オンライン飲み会は、意外と楽しい! また機会を見つけて参加したいと思います。でも、うっかりすると飲み過ぎるので要注意です!ww

この記事の筆者

日本ツーリズム運営局(オフィスイチヤマ)

日本ツーリズム運営局(オフィスイチヤマ)

日本ツーリズムは日本酒に対する潜在的な需要を発掘すると共に、日本各地の蔵元さんとユーザーをつなぎ、日本酒で地方を元気に、そして日本を元気にして行くと共に、世界へ日本酒の魅力を発信していくことを目指して行きます。
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