寒波襲来 さむーい日に酒粕の甘酒はいかが?
酒粕の甘酒
昨年とは打って変わって、新年早々寒波襲来で寒い日が続いています。
そこで、からだが温まり簡単に作れる、酒粕を使った甘酒の作り方を紹介します。
酒粕はお酒を造るときの醪、これを搾って清酒にする時に残った固体部分ですね。ですから、発酵で使われたお米や、酵母などが残っている発酵食品です。これを使って、美味しい甘酒を作ることが出来ます。麹をそのまま使った甘酒とは違い、発酵に伴うアルコールを含んでいるところが、大人の味わいで一味違うところですね。
まず酒粕を水に浸して解きます。今回は板状ではなく崩した酒粕を使っています。
お鍋に酒粕を入れ、今回の例では300gの酒粕に対して、500ccの水を加えています。凡そ5分くらいで概ね解けてきます。板状の酒粕の場合は、もう少し時間をかけた方が良いでしょう。
このお鍋を火に掛け、弱火で焦げ付かないようにゆっくりかき混ぜて温めてゆきます。
甘みは上白糖でつけます。今回は60gの上白糖を加えましたが、味はお好みで調整してください。
少し煮立ったくらいで火を止めて出来上がり!
そのままでも美味しいですが、お好みで生姜を絞ってもいいですね!
酒粕で作った甘酒はアルコール分が未だ残っていますから、車の運転などをする方は控えてください。念のため。
(Text 山路日出夫)
この記事の筆者
日本ツーリズム運営局(オフィスイチヤマ)
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