酒粕スィーツ

酒粕と黒砂糖

このウエブサイトをご覧の方は多分、
みなさん飲めるくちの方ばかりかと思いますが、
世の中にはどうしてもお酒はだめとおっしゃる方もいらっしゃいます。

落語にも「酒の粕」と言う与太話があって、
桂米朝さんをはじめ沢山の方が演じられています。
興味のある方は調べて見るといいですよ。
それぞれ噺家さん毎にディテールが異なって面白いかと思います。

そのお噺の中でも大方変わらないところがいくつか有って、

それは酒粕の食べ方です。

地域性があるのかもしれませんが、

落語では板状の酒粕を何枚か焼いて食べます。
そこから話は、肴はなんだい?と展開していくと、肴は黒砂糖。
と、前置きが長くなりましたが、

左党の人も甘党の人も楽しめる酒粕の食べ方です。

酒粕の焼き方

まず酒粕ですが、焼いて食べるので板状のものが良いですね。
ドロッとしたタイプの物は焼きづらいので向きません。
それから、余り特上品で無い方が良いです。
吟醸酒や大吟醸酒の様に精米歩合の低いお米の粕は、キメが細かすぎて、
焼いた時に焼き網の上でバラバラになるので向いていません。

スーパーなどで板状の酒粕は売っていると思いますが、
出来れば蔵元さんで直に買ってきた方が良いものが手に入ります。

物によっては、固く搾り過ぎていて、
これじゃあ流石に落語の噺に出てくる、下戸の喜ぃ公も酔っ払えません。

酒粕パッケージ

 

肴?の黒砂糖は、ワタシの好みですが、
これは面倒でも固まりを削りましょう。
削る時には、包丁の刃などで怪我をしない様に十分気をつけてください。

削った黒砂糖

 

焼くのは、昔は火鉢や七輪だったでしょうが、
現代では電熱器(これも古い?)。
ワタシはこの為にわざわざ電熱器(東芝製)を保持しております。

酒粕を電熱で焼く

こんがり両面を焼きます。

その際、焼き過ぎは禁物です。
アルコールに火が移って黒焦げになってしまいますから、
目を離さず一枚づつ丁寧に焼きます。

 

そして黒砂糖を適量乗せて、挟んで出来上がり!

酒粕に黒砂糖を乗せる

酒粕で黒砂糖を挟む

 

ワタシもそうですが、酒呑みでも甘いものも好きな人も結構いますよね!

左党(砂糖)だけに。(ちゃんちゃん)

 

ご注意! 酒粕には結構アルコール分が残っていますので、お酒を飲むときと同じ心得で楽しんでくださいね!

(Text:山路 日出夫)