自由に酒を造りたい!だから「みんなの酒蔵」を建てるために支援者を募集‼️
労働者協同組合 鮭酒造 「みんなの酒蔵」を建てる計画をすすめています
2024年11月11日(鮭の日)に創業した「労働者協同組合 鮭酒造」が、「多古米」で有名な米どころ、千葉県多古町で、酒造りをしたい人が自由に酒を造れる、開かれた「みんなの酒蔵」を建てる計画をすすめています。
これは、「クラフトサケ」を製造するための、「その他の醸造酒製造免許」を取得するための、第一歩になります。
こうして建てた鮭酒造さんの蔵では、自ら自然栽培で育てた米を、できる限り手作りで、自分たちの田んぼそのものを表現できる酒造りを目指すとともに、酒蔵の設備を一定期間貸し出し、お好みの酵母や原料でオリジナルの酒をつくる体験を提供し、酒造りの楽しさを伝えるとともに、酒蔵を社会の共有財産にすることで、来たい人が自由に来て、遊び、憩える場所として開放することを計画しているそうです。
鮭酒造とは?
千葉県多古町で米作りに携わりながら、自ら米を収めた造り酒屋で酒造りを10年にわたり経験してきた、代表の大橋さんを中心に5人のメンバーで「クラフトサケ」の酒蔵を中心とした、農業、農産加工、林業など、農村にあふれる豊かさを一人でも多くの人に味わっていただくける場づくりに取り組んでいます。
鮭?酒?「鮭酒造」と名付けた理由
千葉県多古町を流れる栗山川は、毎年鮭が遡上してきます。栗山川は、太平洋側における鮭が遡上してくる最南端の川で、隣の香取市にある神社 山倉(やまくら)大神(だいじん)では、毎年12月最初の日曜日に、「鮭祭り」が行われるなど、この地域で大切にされてきた魚であるとともに、めぐりめぐる地球の物質循環における重要な役割を担っている「鮭」の名前を付けることで、鮭のように、人々の暮らしも豊かにする存在でありたい。そしていつの日か、栗山川にたくさんの鮭が帰ってくるような、豊かな社会を取り戻したい。そんな願いを込めて、「鮭酒造」と名付けたそうです。
なぜ「日本酒」ではなく「クラフトサケ」の酒蔵なのか?
日本酒は遥か奈良時代から造られており、江戸時代には酒造株をとって商業的に生産される以外にも神社や農家などでも造られていましたが、明治時代に入って一切の自家醸造が禁止され、その制度が現在も継承されると共に、日本酒製造の免許を新規に発行しないと云う国の方針により、新たに「日本酒」を造るためには、休業している酒造会社の酒造免許を承継するしか ほぼ手立てがありません。
しかし、「クラフトサケ」は「その他の醸造酒」のカテゴリーとなるため、新規の免許取得が可能になっています。そのため、全国で「クラフトサケ」が盛り上がりつつあります。「その他の醸造酒」では、日本酒の原料に加えて副原料を追加することが必要で、これによって個性を出す事ができます。
酒造りと米作りを起点にした理想の社会を目指す「鮭酒造」の想いがいっぱい
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この記事の筆者
日本ツーリズム運営局(オフィスイチヤマ)
日本ツーリズムは日本酒に対する潜在的な需要を発掘すると共に、日本各地の蔵元さんとユーザーをつなぎ、日本酒で地方を元気に、そして日本を元気にして行くと共に、世界へ日本酒の魅力を発信していくことを目指して行きます。
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