名称 特徴・解説
生酒
(なまざけ)
醪(もろみ)を搾っただけのお酒で火入れ処理をしていないので、フレッシュな味わい。炭酸を含むものもある
生貯蔵酒
(なまちょぞうしゅ)
醪(もろみ)を搾りたてのまま低温で貯蔵し、出荷前に一度だけ火入れしているので、生の風味が残っている
生詰め酒
(なまづめしゅ)
醪を搾ったお酒を一度火入れしてから約半年ほど貯蔵熟成し、二度目の火入れをせず出荷したもの。「ひやおろし」「秋晴れ」「秋上がり」などとも呼ばれる
生一本
(きいっぽん)
自社蔵の一つの製造場だけで造った純米酒
原酒
(げんしゅ)
醪(もろみ)を搾った後、水を加えてアルコール度数を調整していないもの。アルコール度数が高く濃醇
長期熟成酒
(ちょうきじゅくせいしゅ)
“日本酒は通常半年から一年熟成させるが、それ以上の期間熟成させたお酒で、甘い熟成香とまろやかな味わい。色調は淡い琥珀色からルビー色まである。
熟成古酒
(じゅくせいこしゅ)
3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒(長期熟成酒研究会)
樽酒
(たるざけ)
木製の樽で貯蔵し、木の香りがついたお酒
発泡酒
(はっぽうしゅ)
炭酸ガスを含んだ、シャンパンの様な口当たりのお酒
awa酒
(あわさけ)
醸造中の自然発酵に依る炭酸ガスを含有する純米酒で、アルコール度数10%以上、ガス圧が0.35Mpa以上等の条件を満たして認定されたもの。((社)awa酒協会)
滓酒
(おりざけ)
醪を搾った後、タンクの底に沈殿した滓を含んだ白く濁ったお酒
にごり酒
(にごりざけ)
醪を粗い目の布で濾しただけの白く濁ったお酒で、火入をしていない
どぶろく
(濁酒)
日本酒同様に米を発酵させて作るが、醪を濾していない状態で商品化されたお酒で、酒税法上は「その他醸造酒」に分類される

この記事の筆者

日本ツーリズム運営局(オフィスイチヤマ)

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